未婚シングルマザーは自分自身が一家の大黒柱です。
妊娠中はもちろん、出産して子育て中のいまもお金の心配は尽きないものでしょう。
「子どもとの時間を大切にしながら安定して収入を稼ぎたい」と考える未婚シングルマザーも多いはずです。
これからの子育てを考えて、早めに転職をしたいと考える未婚シングルマザーもいるかもしれません。
今回は、未婚シングルマザーの収入を安定させる働き方についてご紹介します。
未婚シングルマザーの働き方とは
未婚シングルマザーの働き方は大きく4種類に分けることができます。
お金の心配を解消したいかもしれませんが、安定して収入を得るためには長く働ける仕事を選ぶことも大切です。
さらに、未婚シングルマザーが働くときには子どもの預け先が必須。
保育園や幼稚園の利用のしやすさにもこだわりたいところといえるでしょう。
もちろん、子どもの年齢や性格、自分の子育てに対する考え方も加味してくださいね。
未婚シングルマザーの働き方①:パート
勤務時間の柔軟さにこだわりたい未婚シングルマザーには、パートが選ばれています。
パートは、ほかの働き方と比べると勤務時間が短め。
事前のシフトで休みが決まるため、保育園・幼稚園の行事や定期健診などにも安心して参加することができます。
同じように小さな子どものいるママが働く職場も多く、子どもの急な体調不良にも理解が得やすいでしょう。
ただし、時給制であることがほとんどのため、収入は低めです。
雇用契約期間が定められていることも多く、長く働き続ける面では少々不安かもしれません。
未婚シングルマザーの働き方②:派遣社員
妊娠前のスキルや経験を活かしたい未婚シングルマザーには、派遣社員が選ばれています。
派遣社員とは、派遣元となる派遣会社と雇用契約を結ぶ働き方です。
派遣会社から仕事先を紹介してもらい、派遣先の会社で実際に働きます。
条件を満たすことで社会保険に加入することができ、有給休暇も付与されるところが魅力です。
パートと比べると収入は高めであり、安定も叶えられます。
ただし、派遣社員には3年ルールがあります。
長く同じ職場で働くためには、3年後の働き方についてよく調べておくことが大切です。
未婚シングルマザーの働き方③:正社員
妊娠前から正社員として働いている未婚シングルマザーには、そのまま正社員として働く方法が選ばれています。
産休と育休を取得し、子どもを保育園に預けて職場復帰する流れが一般的です。
キャリアアップも叶えやすく、社会的な信用を得ながら長期的に働くことができるでしょう。
ただし、ほかの働き方と比べると慌ただしい日々になってしまう傾向があるようです。
残業や休日出勤などに対応できるよう、子どもの預け先は常に確保しておくことが大切といえます。
未婚シングルマザーの働き方④:個人事業主
子どもとの時間を優先したい未婚シングルマザーには、個人事業主が選ばれています。
個人事業主とは、自分自身で事業を行う働き方です。
外部から仕事を請け負い、フリーランスとして働く方法も含まれます。
個人事業主の仕事は無限大にあり、自分のやりたいことを実現できるところが魅力です。
子どもとじっくりと関わることができますが、収入はほかの働き方と比べるとまったく安定しません。
「もしもこの案件が終わったらつぎはこの仕事を…」などと、常に仕事が途切れない努力が欠かせません。
『シンママみけのままみかた』を運営するみけ自身も、フリーランスです。
在宅での仕事をメインにしているため、24時間娘と一緒。
仕事の合間にごはんを食べさせたり家事をしたり、遊んだりしています。
未婚シングルマザーが収入を安定させる方法とは
目先の生活はもちろん、これからかかる教育費など子どものお金も気になるところ。
できることなら子どもに大変な思いをさせず、ゆとりのある生活を叶えたいですよね。
自分に合った働き方を選ぶことも大切ですが、収入を安定させる努力も忘れてはいけません。
未婚シングルマザーが収入を安定させる方法をご紹介します。
資格で自分のスキルを増やす
接客が得意、パソコンに詳しいなど、それぞれ自分のスキルを持っていることでしょう。
スキルは目には見えないもの。
自分に合った資格を取得して、スキルを証明しませんか?
接客業なら販売士検定、パソコンならMOSなど、さまざまな資格があります。
受験には勉強時間や受験費用が必要ですが、一度取得すると一生物です。
履歴書に記載することもでき、採用でも有利になるでしょう。
保育士資格や看護師免許の取得を目指す未婚シングルマザーもたくさんいるようです。
資格によっては、自治体のサポートを受けながら資格取得を目指すこともできます。
いまよりも長く働く
無理のない範囲で勤務時間を長くすることで収入が増えます。
近々にお金が必要になる、できるうちに稼いで貯金したいという未婚シングルマザーは、いまよりも長く働いてみませんか?
とにかく収入を増やしたいと考えたときに、手っ取り早い方法ともいえます。
ただし、未婚シングルマザーは家庭にいる唯一の大人です。
睡眠時間をしっかりと確保し、子どもと過ごす時間や家事の時間を減らしすぎないように気をつけましょう。
日中は会社で働き、子どもが寝てから副業として在宅で2時間程度働く方法を選ぶ未婚シングルマザーもいます。
手当や支援制度を上手に活用する
国や自治体が用意する手当や支援制度を活用しましょう。
直接お金が支給されるものや就業支援など種類はさまざま。
自治体に確認し、自分に合った支援を見つけることが大切です。
なかには、生活費や子どもにかかる費用を支援してくれる制度もあります。
ただし、収入によって制度の対象外になってしまうことも。
「今年は難しいけれど来年なら…」というものもあるかもしれません。
常に最新の情報を収集することが大切です。
まとめ
未婚シングルマザーの安定した働き方についてご紹介しました。
お金に関して不安を抱く未婚シングルマザーは多いといわれています。
いまの働き方を見直して、自分のスキルアップとともに安定を叶えましょう!